おいしさのひみつ

おいしさのひみつ

ほなみ赤鶏のおいしさの秘密は丁寧に大切に育てられた3つのポイント

 

 

1.一羽ずつちゃんと手がかけられるように

さまざまな養鶏場がありますが、その中でも20万羽までの飼育数で中小養鶏場とよばれ、大企業では100万羽以上のところもたくさんあります。
ほなみ赤鶏は雛から育てるので、雛も合わせて私たちは実は9000羽しか飼育していない弱小農場です

9000羽というのは社員が交代で管理できる最大の数です。
私たちは毎日すべてのにわとりの健康や卵の状態を確認し、丁寧に規則正しく飼育しています。
季節や気候によってその日の鶏の食欲も変わるため、長年に渡る経験を活かし、様子を見ながら餌の量を調整するなど、鶏の健康を第一に考えています。

 


 

 

2.ほなみ赤鶏に合わせたオリジナル飼料

市販の飼料を与えるのではなく、ほなみ赤鶏の特性に合わせてオリジナルのえさを与えています
主食にトウモロコシをたっぷり(全体餌量の約半分)あたえているので、卵黄の甘味が強くなり濃厚な口当たりに。
黄身の色を良くする合成着色料は使用せず、トウモロコシの他にパプリカを与えています。
天然素材が美しい黄金色の卵黄を作り出しています。

そして一般的によく与えられている渋みのあるマイロは使用せず(にわとりはマイロがあまり好きではないようです)、
にわとりの体づくりのため動物性たんぱく質として魚粉、しかし魚粉は独特のにおいを与えてしまうので、
そのにおいを緩和するためにハーブ(アルファルファ)を加えています。

その他に牡蠣殻でカルシウムを、腸内環境を整え消化吸収を高めるために発酵完熟米ぬか(グルメアクション)を与えています。
グルメアクションは鶏糞の嫌な臭いのもととなる悪玉菌を減らす効果があるので、私たちの鶏舎はほとんど匂いが気になりません

こだわりのえさのおかげで、これまでにわとりの病気による被害を受けたことがありません。

「とうもろこし」濃厚な卵黄になります

「パプリカ」卵黄がきれいな黄金色に

「魚粉」たんぱく質とミネラル摂取

「アルファルファ」魚粉のくさみを消します

*「発酵完熟米ぬか」腸内環境を整える

「牡蠣殻」たまごのためにカルシウム補給

*「発酵完熟米ぬか」はなぜ黒い?
 米ぬかはふつう、薄茶色をしています。わたしたちが使用している米ぬかが黒いのは「しっかり発酵」させた完熟状態だからなのです。
 この発酵完熟米ぬかは、なんともかぐわしい匂いがするので農場にいるヤギたちも食べたそうにいつも匂いを嗅いでいます。

 


 

 

3.森の中ではぐくむ

 

ほなみ赤鶏が暮らす鶏舎は見田山の森の中にあります。
見田山の森を開墾し、養鶏場をつくりました。
鶏舎の周りに木々が生い茂っているので、防風林のように台風や突風から鶏舎を守り、
PM2.5などの大気のよごれも森の力で清浄に保たれているように感じます。

赤いところがにわとり研究所です

赤いところがにわとり研究所です

 

また鶏は寒さには強いが夏の暑さには弱いのです。
見田山は平地と比べて3℃ほど差があり、冬はさらに寒く平地より雪が積もりますが夏は涼しい。
森のおかげで夏は涼しい風と適度な湿度が得られるので飼育環境として理想的です。
そしてこの山の地下水も名水級の天然水であることから鶏も私たち社員もこの水の恩恵を受けています。

 

「寒たまご」とは?

大寒の卵という一年で一番寒いころに産まれるたまごが縁起物として珍重されています。
弊社でも『寒たまご』として多くのお客様に親しまれております。寒い中産まれるたまごは餌をいっぱい食べているので、餌をあまり食べず水ばかり飲んでいる夏場に比べ栄養価が高く濃厚な味わいであることから『縁起物』として毎年この時期は卵の需要が高い。また、寒い季節は卵の賞味期限も延びるので生産者としても有難いです。賞味期限は温度によって20℃で一か月、10℃で3か月と言われている。ちなみに常温25℃で3週間が通常。

 

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